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概要
Sansan Data Hub は Sansan・Salesforce・Marketoやその他のシステムと連携させることで、システム上に存在する顧客データの名寄せを行います。ここでは Sansan Data Hub が付与する固有識別子「SOC」・「CI人物ID」の説明と、これらの活用法についてご案内致します。
SOCとCI人物ID
SOC(Sansan Organization Code)
Sansan Data Hub が企業や組織に対して付与するユニークな識別子。
SLC(Sansan Location Code)
Sansan Data Hubが拠点(SOC ✕ 住所)に対して付与するユニークな識別子。
CI人物ID
Sansan Data Hub が人物に対して付与するユニークな識別子。
同一企業レコードの抽出
図1.の例では、同一企業でありながら登録情報が異なります。
- 会社名や住所が古い情報のまま
- 法人格が略称で登録
- WebサイトのURLが未登録
図1 企業データの重複例
Sansan Data Hub はこのようなレコードに対しても名寄せを可能とし、同一企業(組織)と判定できた場合は同一のSOCを付与します。
お客様は「会社名」や「住所」を用いた複雑な検索条件式を作成する必要なく、SOCが一致したレコードを確認するだけで同一企業のレコードを抽出できます。
同一人物レコードの抽出
図2 の例では、同一人物でありながら登録情報が異なります。
- 姓と名の間のスペースが半角と全角で異なっている
- 部署名と役職が異なる
図2 人物データの重複例
Sansan Data Hub はこのようなレコードに対しても名寄せを可能とし、同一人物と判定できたレコードには同一のCI人物IDを付与します。
同一人物を抽出するときはSOCとCI人物IDの組み合わせで検索することで、重複登録された人物レコードの抽出が可能となります。
※重複レコードを抽出する方法はこちら
参考:名寄せの精度を高める方法
名寄せの精度を高めるための方法については、こちらをご参照ください。