概要
ここでは、Sansan Data Hub が付与するSOC(会社識別コード)・CI人物ID(人物識別コード)をもとにした重複ルールの作成方法についてご案内いたします。
※パッケージバージョン1.42以降には、こちらのページに記載の一致ルール/レポートのコンポーネントが含まれています。
重複ルールのみ作成して、ご利用ください。
手順
1. 一致ルールの設定
※設定方法を動画で確認する場合は「再生ボタン」をクリックしてください。
1. 画面右上の歯車アイコン から[設定]へ移動後、[クイック検索]に「重複」と入力 >[一致ルール]をクリックします。
2. [新規ルール]をクリックします。
3. 一致ルールを作成する先のオブジェクトをプルダウンメニューから選択します。
※ここでは例として取引先を選択していますが、Sansan Data Hubと連携する他オブジェクト(取引先責任者・リード)に対しても同様に設定してください。
4. 一致ルールの「ルール名」と「一意の名前」を入力します。
5. 各オブジェクトに対応する一致条件を設定します。
■ 取引先に対する一致条件の場合:
項目には「SOC(システム)」を設定し、一致メソッドには「完全」を設定します。
■ 取引先責任者/リードオブジェクトに対する一致条件の場合:
項目には「SOC(システム)」と「CI人物ID(システム)」を設定し、一致メソッドには「完全」を設定します。
6. [有効化]をクリックして、設定した一致ルールを適用します。
2. 重複ルールの設定
※設定方法を動画で確認する場合は「再生ボタン」をクリックしてください。
1. 画面右上の歯車アイコン から[設定]へ移動後、[クイック検索]に「重複」と入力 >[重複ルール]をクリックします。
2. [新規ルール]をクリックし、Sansan Data Hubと連携するオブジェクト(取引先・取引先責任者・リード)を選択します。
3. 重複ルールの「ルール名」と「レコードレベルセキュリティ」を設定します。
・ ルール名:「取引先の重複ルール(Sansan)」など、Sansan社が案内している内容をもとに作成した重複ルールだと判別できる名前をつけてください。
・ レコードレベルセキュリティ:組織の共有ルールで一致ルールが比較するレコードをどのように決定するかを指定します。
一致ルールは、ユーザにアクセス権があるレコードのみを比較し、作成された重複の可能性があるレコードのリストにはユーザにアクセス権があるレコードのみが含まれます。
< 共有ルールをスキップ >
一致ルールは、ユーザのアクセス権に関係なくすべてのレコードを比較しますが、作成された重複の可能性があるレコードのリストには、ユーザにアクセス権があるレコードのみが含まれます。
4. アクションでは、「レポート」にチェックを入れます。※「アラート」にはチェックを入れないでください。
5. 「一致ルールの設定」にて設定した一致ルールを指定します。
※ここでは、取引先オブジェクトに対する一致ルールを指定しています。
取引先責任者/リードオブジェクトに対して重複ルールを作成する場合は、それぞれ設定した一致ルールを指定します。
6. [有効化]をクリックして、設定した重複ルールを適用します。
3. レポートの作成
重複ルールをもとにしたレポートの作成方法は、【Sansan Data Hub】重複しているレコードをレポートで確認するをご参照ください。
※Sansan Data Hubから既存の取引先/取引先責任者/リードに対して「SOC」・「CI人物ID」が付与された後に、本レポートを使用して重複レコードの確認・クレンジングが可能となります。