概要
ここでは、Sansan Data Hub が付与するSOC(会社識別コード)・CI人物ID(人物識別コード)をもとにした重複ルールの作成方法についてご案内いたします。
手順
1. 一致ルールの設定
1. Salesforceの設定画面より、クイック検索で「重複」と検索し、「一致ルール」をクリックします。
2. 「新規ルール」をクリックして、新規にオブジェクトごとの一致ルールを設定します。
3. 一致ルールを適用させるオブジェクトをプルダウンメニューから選択します。
4. 一致ルールの「ルール名」と「一意の名前」を設定します。
5. 一致条件を設定します。項目に「SOC(システム)」、一致メソッドには「完全」を設定します。
※下記は取引先オブジェクトに対する設定例となります。
※取引先責任者/リードオブジェクトに対する一致条件は、項目に「SOC(システム)」と「CI人物ID(システム)」を指定し、一致メソッドをそれぞれ「完全」を設定します。
6. 「有効化」をクリックして、設定した一致ルールを適用します。
2. 重複ルールの設定
※設定方法を動画で確認する場合は「再生ボタン」をクリックしてください。
1. Salesforceの設定画面より、クイック検索で「重複」と検索し、「重複ルール」を選択します。
2. 「新規ルール」をクリックし、オブジェクトごとの重複ルールを設定します。
3. 重複ルールの「ルール名」と「レコードレベルセキュリティ」を設定します。
※レコードレベルセキュリティとは、組織の共有ルールで一致ルールが比較するレコードをどのように決定するかを指定します。
共有ルールを適用:
一致ルールは、ユーザにアクセス権があるレコードのみを比較し、作成された重複の可能性があるレコードのリストにはユーザにアクセス権があるレコードのみが含まれます。
共有ルールをスキップ:
一致ルールは、ユーザのアクセス権に関係なくすべてのレコードを比較しますが、作成された重複の可能性があるレコードのリストには、ユーザにアクセス権があるレコードのみが含まれます。
4. Salesforceレポートにて重複レコードを確認するために、「レポート」にチェックを入れます。
5. 「一致ルールの設定」にて設定した一致ルールを定義します。
※下記例は取引先オブジェクトに対する一致ルールを指定しています。
取引先責任者/リードオブジェクトに対して重複ルールを作成する場合は、それぞれ設定した一致ルールを指定します。
6. 「有効化」をクリックして、設定した重複ルールを適用します。
3. レポートの作成
重複ルールをもとにしたレポートの作成方法は、【Sansan Data Hub】重複しているレコードをレポートで確認するをご参照ください。
※Sansan Data Hubから既存の取引先/取引先責任者/リードに対して「SOC」・「CI人物ID」が付与された後に、本レポートを使用して重複レコードの確認・クレンジングが可能となります。