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「転記先項目として設定されている項目の編集アクセス権限が不足しています」というエラーの対処方法について

「転記先項目として設定されている項目の編集アクセス権限が不足しています」というエラーが表示された場合の対処方法についてお伝えします。

 

 

このエラーは、手動関連づけを行うユーザが、名刺レコードから転記する取引先・取引先責任者もしくはリードの項目への編集アクセス権がないために表示されます。 エラーとなっている項目を確認し、エラーが表示されているユーザに権限を付与してください。

 

手順

 

  1.  システム管理者など、すべての項目の参照アクセス権を持っているユーザでSalesforceにログインします。

  2. 名刺設定オブジェクトの関連づけ設定を開き、「名刺情報の転記設定」をご確認ください。

    ※新規作成時に転記(デフォルト)、更新時に転記(デフォルト)のいずれか、もしくは両方にチェックがはいっている項目を確認してください。

    ※転記先の設定は、弊社にて推奨の設定があります。こちらをご参照ください。





    なお、この時点で、転記先項目が「設定先なし」となっているのに、チェックがはいっている項目がある場合、ログインしているユーザに参照・編集アクセス権がありません。その場合の対処法はこちらをご参照ください。

  3. エラーが表示されるユーザのプロファイルを確認してください。

  4. そのプロファイルの項目レベルセキュリティを確認し、上記取引先責任者の転記設定で、チェックが入っている項目に対し、そのプロファイルでは参照・編集アクセス権がない項目をご確認ください。項目レベルセキュリティの変更方法はこちらをご参照ください。

    例)以下の場合、手順2で確認した項目「電話2」の、転記先項目として指定されている「その他の電話」チェックが付いているにもかかわらずに参照・編集アクセス権が不足していることが分かります。



  5. 該当の項目に、参照・編集アクセス権を付与してください。

  6. エラーが表示されるユーザで、再度手動関連づけをお試しいただき、エラーが解消しているか確認してください。

 

「新規作成時に転記」または「更新時に転記」にチェックが入っているにもかかわらず、転記先項目が「設定先なし」となっている場合

 

転記先項目が「設定先なし」となっている場合、ログインしているユーザで、その項目への参照・編集アクセス権が不足している状態です。

その場合、以下のいずれかで解消してください。

 

転記設定を「設定先なし」のまま保存ボタンをクリックする

転記がどうしても必要な項目でない場合などは、「設定先なし」のまま、関連づけ設定で「保存」を押して下さい。その後、改めて関連づけ設定を確認し、「設定先なし」の項目に対するチェックが外れているかご確認ください。チェックが外れていれば、転記項目から外れるため、エラーが起きることはありません。

 

該当のオブジェクトの項目に対し、全ての参照・編集アクセス権を付与する

転記が必要な項目の転記先がわからない状態のため、そのユーザのプロファイルの項目レベルセキュリティを確認し、エラーになっているオブジェクトのすべての項目に対し、参照・編集アクセス権を付与してください。

 

 

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