概要
※本ページは、「Sansan_CI」のパッケージのバージョンが1.24以下の方向けの内容です。
弊社提供のSalesforce AppExchange「Sansan_CI」のカスタム項目を削減することになりました。
すでに本AppExchangeパッケージをご利用の場合、以下の手順に従って削除に伴う作業を実施してください。
削除対象項目
削除対象の項目は、こちらのページからご確認ください。
作業全体の流れ
ステップ1
- 商談開始時のリードカスタム項目マッピング先を変更する(全ユーザ対象)
- Salesforce組織で削除対象の項目を使用するカスタマイズがある場合、代わりとなる項目を使用するよう変更する(対象者のみ)
- 削除対象項目を参照するカスタマイズの有無を確認
例)ページレイアウトの配置等 - 外部システムへの連携している場合
- 重複レポートの設定を変更する(対象者のみ)
ステップ2
※ 本作業はVer 1.16以上のAppExchange パッケージをご利用の方への案内です。Ver 1.15以下をご利用の場合は作業が異なるためこちらからお問い合わせください。
※パッケージのバージョン番号の確認方法はこちらです。
- バージョン1.25のAppExchangeパッケージのへのアップグレード(全ユーザ対象)
- 「名刺設定」画面内から「データ移行」ボタンを押下する(表示がある方のみ)
※ ボタンが表示されていない場合は3へ進んでください。 - 拠点移動処理の再開(拠点移動を利用している方のみ)
- 「拠点移動できない理由」の確認方法の変更(拠点移動を利用している方のみ)
- Sansan画面へのリンク方式の変更(全ユーザ対象)
- 最新バージョンのAppExchangeパッケージのへのアップグレード(全ユーザ対象)
※ アップグレードに失敗する場合は、ステップ2の手順1,2のいずれかが実施されていない場合があります。今一度ご確認ください。 - 不要となったカスタム項目の削除(全ユーザ対象・任意)
ステップ1での実施事項
1. 商談開始時のリードカスタム項目マッピング先を変更(全ユーザ対象)
1. 名刺設定オブジェクトより、[リード取引開始時の設定]の横にある[設定を変更する]をクリックします。
2. [取引先]タブへ移動します。
以下表の内容で対応付けを行ってください。
※現状の設定から変更のある項目は赤字で記載しています。
リード項目 | 取引先項目 |
---|---|
CI人物ID | (設定先なし) |
CI人物ID(システム) | (設定先なし) |
Sansan人物ID | (設定先なし) |
Sansan会社ID | (設定先なし) |
Sansan会社ID(システム) | Sansan会社ID(システム) |
Sansan人物情報 | (設定先なし) |
Sansan会社情報 | (設定先なし) |
SOC | (設定先なし) |
SOC(システム) | SOC(システム) |
3. [取引先責任者]タブへ移動します。
以下表の内容で対応付けを行ってください。
※現状の設定から変更のある項目は赤字で記載しています。
リード項目 | 取引先責任者項目 |
---|---|
CI人物ID | (設定先なし) |
CI人物ID(システム) | CI人物ID(システム) |
Sansan人物ID | Sansan人物ID(システム) |
Sansan会社ID | (設定先なし) |
Sansan会社ID(システム) | Sansan会社ID(システム) |
Sansan人物情報 | (設定先なし) |
Sansan会社情報 | (設定先なし) |
SOC | (設定先なし) |
SOC(システム) | SOC(システム) |
4. [取引先]/[取引先責任者]に対する設定を完了後、画面右下の[保存]ボタンをクリックします。
2. 削除対象項目を使用するカスタマイズの変更作業(対象者のみ)
以下2点のいずれかが当てはまる方は、項目の削除と設定変更を実施してください。
削除対象の項目は、こちらのページからご確認ください。
- 削除対象項目を参照するカスタマイズの確認
例)ページレイアウトや検索条件等 - 削除対象項目を利用した外部システムへの連携
3. 重複レポートの設定変更(対象者のみ)
以下2点全てが当てはまる方は、重複レポートの設定変更を実施してください。
- 重複レポートを利用している方
- 既存の重複レポートの一致ルールで「SOC(システム)」・「CI 人物 ID(システム)」をご利用ではない方(自身の設定が不明の場合は設定画面でご確認ください。)
重複レポートの設定手順は、こちらをご確認ください。
ステップ2での実施事項
1. バージョン1.25のAppExchangeパッケージのへのアップグレード(全ユーザ対象)
以下URLにアクセスし、アップグレードを行って下さい。
■本番環境用パッケージ
https://login.salesforce.com/packaging/installPackage.apexp?p0=04t7F000005VDrl
■開発環境用パッケージ
https://test.salesforce.com/packaging/installPackage.apexp?p0=04t7F000005VDrl
2. 「名刺設定」画面内から「データ移行」ボタンを押下する(表示がある方のみ)
名刺設定画面を開き、「データ移行」ボタンが表示されている場合は押下してください。
※ データ移行中も名刺の自動関連づけ処理は実行されます。
表示されていない場合は次の手順に進んでください。
3. 拠点移動処理の再開(拠点移動を利用している方のみ)
拠点移動を利用されている場合、「データ移行ボタン」を押下した後に再度拠点間移動の設定を行ってください。
データ移行が完了するまでは、拠点間移動の設定において「取引先責任者を所属拠点の取引先に移動する」のチェックボックスがグレーアウトし操作できません。
データ移行完了後に「取引先責任者を所属拠点の取引先に移動する」のチェックボックスが活性化しますので、再度チェックをして保存してください。拠点移動が利用可能となります。
4.「拠点移動できない理由」の確認方法の変更(拠点移動を利用している方のみ)
拠点移動を利用されている場合、「拠点移動ができないレコードについて、そのできない理由を確認する方法」が変わります。
従来の確認方法
従来は取引先責任者詳細ページの「拠点移動エラーメッセージ」に該当の情報を表示していました。
バージョンアップ後の確認方法
アップグレード後は、以下の手順で取引先責任者のページレイアウトを編集し、関連リストからご確認ください。
1. 「オブジェクトマネージャ」から、ページレイアウトの関連リストに「取引先責任者追加情報」を追加してください。
2. 関連リストのレンチアイコンを押下し、関連リストのプロパティを表示します。
3. 選択済み項目に「拠点移動エラーメッセージ」追加します。
4.「ボタン」セクションを開き、「新規」と「所有者の変更」のチェックボックスを両方オフにし、「OK」を押下します。

以上により、取引先責任者の関連リスト内に「拠点移動エラーメッセージ」が表示するようになります。
5. Sansan画面へのリンク方式の変更(全ユーザ対象)
カスタム項目の削減に伴いSansan画面へのリンク方式が変更しております。
以下の手順で新しい表示方法を設定してください。
1. 「オブジェクトマネージャ」からリンクを表示させたいオブジェクトのページレイアウトを表示します。(キャプチャは取引先責任者の例です。)
2. 項目の「セクション」をドラッグ&ドロップで追加して、任意のセクション名(ここでは新しいSansanリンクとしています)を入力し記入・レイアウトを「1列」にしてOKボタンを押下します
3. Visualforceページにある「BizCard_LinkTo_Sansan_Contact」を手順2で作成したセクションにドラッグ&ドロップで追加し、保存ボタンを押下します
4. リンクを作成する他のオブジェクト(取引先・リード)についても同様の手順を行ってください。
ただし手順3で選択する項目名は、取引先の場合は「BizCard_LinkTo_Sansan_Account」、リードの場合は「BizCard_LinkTo_Sansan_Lead」とそれぞれ異なる項目名を設定してください。
また、モバイル版のみSansanへのリンクの画面遷移が変更となっています。(PC版は従来とおりの遷移です。)
従来は以下のSansanへのリンクのSansan会社詳細、Sansan人物詳細をタップすると直接Sansanへと遷移していました。
今回のアップグレードに後は、以下のような画面を一度経由します。この画面で再度 Sansan会社詳細、Sansan人物詳細をタップする事でSansanへと遷移します。
6. 最新バージョンのAppExchangeパッケージのへのアップグレード(全ユーザ対象)
こちらから最新バージョンのパッケージアップグレード用URLにアクセスし、アップグレードを行って下さい。
なお、この手順でアップグレードに失敗した場合、ステップ2の手順1、または手順2が完了していない可能性があります。ご確認ください。
また、1.25から最新版にアップグレードを行った場合、 権限が不足した状態で手動関連づけを実行すると、警告メッセージが表示されます。こちらをご確認のうえ、必要な権限の付与を行ってください。
7. 不要となったカスタム項目の削除(任意)
アップグレードによりパッケージが参照しなくなった項目について、不要であれば削除を行ってください。対象はこちらで「削除対象」に〇がついている項目です。
なお、仮に削除しない場合もパッケージは正常に動作します。
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