入力に対する考え方
当社では、多くのお客様の利用に適するサービス品質を保つために、
- 入力コスト
- 入力精度
- 納品スピード
のバランスを鑑みて、入力ルールを定めております。
代表的な入力ルールについては、PC版 Sansan のログイン後の画面のフッター部にて公開させていただいておりますが、独自ノウハウで非公開にしている入力ルールも一部ございます。
また、データ化プロセスにおいては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の電子国土基本図(地名情報)住居表示住所も使用しています。(承認番号 平30情使、 第588号)
1日あたり数万枚を超える規模の名刺データ化処理を最適化しているため、お客様の要望に応えることができないケースもございます。
引き続き、変わらぬご愛顧をよろしくお願い申し上げます。
よくある質問と回答
Q:約款に記載されている処理項目以外についても入力してもらえないか?
入力する項目の増加は、入力ルールの複雑性増加につながり、ひいては「入力コスト」「入力精度」「納品スピード」の低下に繋がります。
「多くの名刺に共通する情報は何か」という判断軸で、入力する項目を定めておりますので、ご理解のほどよろしくお願いします。
Q:入力項目の周辺情報から察して入力することは可能か?
セキュリティ担保のために、入力対象の項目を細かいピースに分割した上で、入力を行っています。別ピースの情報が閲覧できない状態において、当該ピースの入力を行うため、「全体を見れば、判断ができるはずだ」という事象が発生することもございます。
このような事象も含め、当社約款に記載しているサービスレベルを担保・向上できるよう努めております。
Q:指定した通りに修正することは可能か?
入力ルール通りに記載がなされていない場合は、当社側で修正致します。
この時、既にユーザ様の方で、当該名刺の情報を変更している場合は、誤った更新をさけるため、更新を致しません。
なお、「入力ルールには沿っているが、お客様の期待する入力結果ではない」という場合については、当社側での修正がしかねますので、何卒ご了承ください。
Q:同一名刺にも関わらず、入力結果が異なる場合があるのはなぜか?
当社では詳細な入力ルールを設けてオペレーターに周知をしておりますが、名刺によっては当社の入力ルールで網羅できないものもあり、結果として入力結果に揺れが生じる場合がございます。
当社では数万を超えるオペレーターが「入力ルール」に基づいて入力をしておりますが、オペレーターはあくまで分割されたピースを見ており、且つ「どのユーザが登録した名刺か」というのは分からないようになっております。
そのため、「入力ルール」に基づいて、同一名刺を入力するケースにおいて、判断が揺れるケースが発生致します。
具体的には以下のようなケースです。
■ どこまでが「会社名」か「部署」か判別つきづらいケース
入力例
|
|
■ どれが「会社名」か判別つきづらいケース 会社名か判別つきづらい記述が複数存在する場合 入力例
|
|
■ どれが「役職」か判別つきづらいケース 役職かどうか判別つきづらい場合 入力例
|
判断揺れのケースの大半が「どちらが正解」とは言いがたく、ゆえに、一律「入力ルールに基づいて入力した情報については、納品データを修正しない」というルールを敷いております。
「入力ルールの改定」により判断揺れを防ぐことができる場合は、適宜「入力ルールの見直し」を行って参ります。
何卒ご了承ください。