管理者は部署間のアクセス権限を名刺の項目単位で変更することができます。ここでは、本機能の利用方法についてご案内します。
なお、Sansanは組織全体での名刺情報の活用を推奨しているため、アクセス権限の設定は推奨していません。
利用条件
本機能の利用には、システム管理者権限が必要です。
仕様説明
あらかじめ、名刺、タグ、コンタクトのどの項目を公開/非公開とするのか、「アクセス可能な項目」を設定します。
Step1で設定した「アクセス可能な項目」を部署ごとに割り当てることで、その部署に所属するユーザーが持っているデータに対して他の部署からどこまでアクセスできるかを定義できます。この定義を「アクセス権限パターン」と呼びます。
どの部署が他部署のデータをどこまでアクセスできるかをコントロールするために、Step2で定義した「アクセス権限パターン」をアクセスする側の部署に割り当て、部署間のアクセス権限を設定します。
※ 企業DBでは名刺・コンタクトのアクセスコントロールは考慮せず集計します。
※ 企業・人物データベース(β)では名刺・コンタクトのアクセスコントロールが考慮されます。ただし、アクセス権限設定を変更した際、反映には時間を要します。
※ 複数部署に所属しているユーザーの場合は、「アクセスできる方」の権限が優先されます。
手順
Step1:アクセス可能な項目を設定
1. [管理者設定]>[アクセス権限設定]を選択します。
2. [アクセス権限パターンの追加・編集]をクリックし、[アクセス権限パターン設定]の画面へ遷移します。
3. [アクセス可能な項目の追加・編集]をクリックし、[アクセス可能な項目の設定]の画面へ遷移します。
4. [設定を追加]をクリックし、[アクセス可能な項目の設定:追加]の画面へ遷移します。
5.[設定名]、[説明]を記載します。
6. 名刺情報、タグ、コンタクトのアクセス権限を選択し、[保存]をクリックします。
※ 項目ごとにどの内容が非公開になるかは、こちらのヘルプをご覧ください
※ [保存]をクリックすると、貴社システム管理者にメールが送信されます。
7. 必要に応じて4~6 を繰り返します。
Step2:アクセス権限パターンを作成
8. 「アクセス可能な項目」を設定した後、それをデータ所有者の所属部署ごとに割り当て、各部署に対する「アクセス権限パターン」を作成します。
[アクセス権限パターン設定]画面に遷移し、[設定を追加]をクリックして、[アクセス権限パターン設定:追加]画面に進みます。
※登録できるアクセス権限パターンの数は5件までとなります。上限数追加のお問い合わせはこちら
9.[アクセス権限パターン名]、[説明]を記載します。
10. 部署ごとにアクセス可能な項目を選択し、[保存]をクリックして、アクセス権限パターンを作成します。
※ [保存]をクリックすると、貴社のシステム管理者にメールが送信されます。
作成したアクセス権限パターンは、[アクセス権限パターン設定]画面から確認できます。
※「ALL」というアクセス権限パターンは、すべての情報にアクセス可能な初期設定です。 このパターンはシステムで利用されているため、更新および削除はできません。
Step3:部署間のアクセス権限を設定
11. [アクセス権限設定]画面に遷移し、[一括編集]をクリックします。
12. 部署ごとにアクセス権限パターンを選択し、[保存]をクリックしてアクセス権限を更新します。
※ [保存]をクリックすると、貴社システム管理者にメールが送信されます。
関連ページ
CSVファイルでまとめて変更する場合はこちら