部門管理者とは、特定の部門においてシステム管理者と同等の権限を持つユーザ区分です。 ここでは部門管理者の権限範囲や設定方法について説明します。
仕様説明
部門管理者は一般ユーザと違い、Sansan を利用する上での管理権限を持つ重要なユーザーです。 管理権限の適用範囲は指定された部門内に限定されますので、管理対象外の部署に対して一切の管理操作はできません。
部門管理者ができること
① 管理対象部署に所属するユーザーの操作
- ユーザ追加・変更(一部制限あり)
- 管理者の操作部署設定
- 並び順変更
② 管理対象部署に所属するユーザーが所有するデータの操作
- 所有者変更
- 名刺インポート
- 外部サービス連携(API連携・デジタル名刺連携のみ)
③ 管理対象部署に関わる操作
- 部署追加・編集・削除
- アクセス権限設定
- 階層・並び順変更
- スキャナ表示部署設定
部門管理者ができないこと
① 全社・契約に関わる操作
- コンタクト設定
- 会社マスタ設定
- セキュリティ設定
② 個人の所有範囲を越えたデータの更新・持ち出しに関わる権限の操作
ユーザ追加・変更での一部権限の操作
- 全データ更新
- 名刺・コンタクトの全データ・ダウンロード
- 案件管理者
- API連携
- 利用実績の確認
- 組織ツリーダウンロード
手順
部門管理者の設定方法については以下の手順です。
① 部門管理者権限を付与する
部門管理者権限の付与は、[ユーザ追加・変更]から行います。
変更対象となるユーザーのユーザ区分を部門管理者に設定します。
② 操作可能にする部門を設定する
部門管理者権限が付与されると、所属部門が操作対象として初期設定されます。操作対象部門を変更したい場合は、管理者の操作部署設定から行います。
変更対象となるユーザーを選択します。
操作可能にする部署を設定します。
関連ページ
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